204:港区 プラスワン銀座店(ブティック)

銀座メルサ2丁目店の2階に新規出店した、『プラスワン』というショップの設計です。(床面積:51.64m2(15.62坪))

クライアントからの依頼内容は、

1.プラスワンの既存店と統一して店内は白を基調に、明るく開放感のある空間に

2.床は念願の白い大理石に

3.什器は必要最低限にし商品数を絞ったディスプレイにしたい

4.ローコスト


改装前の店内

さっそく現地調査に向かいます。
左の写真が入替る前のお店の様子です。
一番奥の道路に面している開口部が壁で塞がれていましたので、これを撤去して自然光を取り入れて、明るさと開放感を演出します。


今回の設計のポイントは、左の写真にあるように、店舗の床の約5分の1が、下の階の影響で50cm程上がってしまっている為、限られた店舗面積の中ではデメリットになります。必然的に壁で囲い、バックヤードとして機能させる事になりますが、そこで我々は斜めの壁1枚で、邪魔な存在である段差を逆にこの区画にしかないメリットへ変換させる事にしました。


壁の向こう側はストックルーム。三角形に切り取られた部分はディスプレイのスペース。
壁の角度を奥に絞り込んでいく事で、奥行を出し、入口の圧迫感を軽くしました。


奥の壁を取り払った事で、本来のカーテンウォールが活き、開放感が出ました。
また、右の写真で分かり難いですが、一番右のボディの左側は実はガラスではなく、鏡貼のフィッティングルームになっています。この角度からだと丁度ガラスが写り込んで開放感に一役買っています、もちろん試着時の全身鏡も兼ねています。

クライアント待望の床ですが、当初は大理石を考えていましたが、御希望通りの白色のものが無く、色々探した結果、(株)アドヴァンのセラミックタイルを使用しました。
材質上、非常に硬く加工が困難でしたが、納得のいく白さと質感が得られました。
ストックルームの入口へは階段を作り、同素材にする事で違和感無く納めました。


右の写真は左右にスライドする全身鏡です。
ディスプレイの配置替えなどに対応することができます。


ショップロゴは立体的なデザインに

段差を利用したディスプレイコーナー